ラフに描いた絵(イラスト)

 軽く、気楽に描いた絵。例えばPMパット用紙に、いい感じに
 描けたと。
 しかし、イラストボードに描くと、この生きた線が出て来ません。
 
 人の表情、しぐさ、動きなど。動物、鳥、魚などの生き物も
 同じです。

 PMパット用紙上に描いたものをトレースして利用しても同じ
 になりません。何か違います。

 なぜでしょうか?

 よくわかりません。

 とは言え、この違いを少なくするため一つの策として、彩色
 から完成までの制作中、ラフスケッチをときたま見ます。
 見ることによって、ラフスケッチの雰囲気を取り込む。感じ
 取る気がします。実際このように、行ってきました。

 『イラストレーション』(2015年12月号 No.208)玄光社の雑誌
 青木俊直  漫画家
 「力の入れ方の機微」の中に、次ぎの語りがあります。

 僕は漫画を描くときどうしても肩に力が入り過ぎて、硬くなっ
 ちゃうんですよ。一方でイラストレーションの場合は、一生
 懸命描かない方がいい意味で力が抜けた線で作品が描
 けると考えているからなんです。

 ・・力を抜いて描くように努力したいと思っているということで
 す。

 野球選手なんかでも、達人は力が入らないっていうじゃない
 ですか。ダメな選手ほど本番に力が入って打てないとかって
 ね。・・・
 まだ素振りがたらないんだと思っていますけど。   

 『あま絵』・・・ラフに描いていたし、それを面白がっていてくれ
 る人たちが結構いたんで『あ、これでいいのかな』っていう
 感覚はありました。・・・・・

 自分が快適な描き方を追求して、あのシンプルな線になった
 と思います。

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